マタタビ敗退記 装備編 again
2009年 09月 28日
来月まで延期した引越しのため,装備の隠匿片付けに余念のない今日この頃。
50L以下のバックパックは段ボール箱に仕舞い込んだので,日帰りにもかかわらずグレゴリートリコニ60を持ち出した。
GREGORY TRICONI 60
↓
レイジャーディン博士の主唱するFast&Liteシステムのスルーハイクでは,水・食料・燃料などの消費物を除いたベースウェイトが8.5~10lb(3.85~4.54kg)の荷物で数百㌔のロングトレイルを歩くというもの。
ファスト&ライトを標榜する軽量バックパックは,フレームやパッドといった背面システムを廃し,50Lクラスで1kgを切る本体重量がひとつの指標になっているようだ。
背負いやすさや,便利な機能を求めるとパックの重量は増す一方になるのは当然といえば当然の成り行き。
例えば内蔵フレームなら航空機用ジュラルミンやチタン,果てはカーボンといった最新の軽量素材を投入した製品などは,徹底した軽量化を目指すというよりも,新素材で削った重量を機能UPにトレードって使われ方でしょうか。
現在も60L以上のツアーパックでは,自重が2kg~3kgのバックパックが主流である。
トリコニはどちらかといえばファスト&ライトから見て対極にあるトラディショナルなトレッキング用バックパック。
私はMサイズで本体重量が2410㌘。 ほぼ同容量になるVAPOR TRAIL 910㌘の約2.5倍も重量があります。
パックに詰めたギアの画像は撮らず仕舞いでしたが,ヘクサライトチェア・着替え・医薬品・ヘッドランプほか小物,鍋にガスバーナと250のガスカートリッジに食料+水。
たぶん4~5kgくらいかな・・・トリコニは当たり前ですけどスカスカ。
グレゴリーのWEBサイトを見ても,最適荷重で32lb(15~16kg)を担げるトリコニにしてみれば楽勝といえば楽勝。
日帰りの六甲ハイクに60Lのバックパックを担いで,足下はトレランシューズという出で立ちですよ(^_^;)
実際,これまではスカスカにしたオスプレー・アトモス50が近場のハイクでは最大容量のパックサイズでしたから,ハイカーと出会わない難所コースをコッソリ歩きたくなるのも人情なのでありました。
しかし,これまでやったことないことをやるというのも面白い体験で,バランスを必要とするテクニカルな山歩きでトリコニの実力を改めて知ることに。。。
実は購入時のデフォルト設定から殆ど調整をしていない背面システム。
欧米人種の体格で設計されたジオメトリーながら,フィッティング調整という意味では現在市販されているバックパックのなかでもトップクラスと思われる,Response™ AFS Suspension System(レスポンス・オート・フィット・サスペンション・システム)
左右独立して動くという可動部分は,谷筋の遡行でちょっとした崖を登ったり,石の上をぴょんぴょんと跳びながらトラバースしたりで抜群のフィット感。 特に凄いなぁと思ったのが,休憩後,パックを担いでウエスト→ショルダーとストラップを締めて位置決めしたあとは,次に緩めるまで全く再調整なしでフィッティングしたところ。
ヴェイパートレイルではここまでのフィット感は得られないんですね~ トリコニ,素晴らしい!
普段ならあり得ない状況で持ち出した大型パック。
ジャストサイズのZ35とかでキリリと行くのもいいけど,ポテンシャルの高いツアーパックを余裕で使うのもアリかな~
なんと言ってもしっかり腰で担げて肩が凝らないのがいいです(銅山峰ボッカで実証済み)。
たかだか日帰りハイクに「バカじゃねえのか」と笑われそうですが,大は小を兼ねるというか,重くても担いで楽なパックの存在価値を思い知った週末でした。
阪急宝塚駅で団体さんを発見
メーカーは不明(たぶん,ゼロポイントEXP70?とセロトーレ?かな??)なれど,70~80Lのツアーパック。
装備の感じからして蓬莱峡で岩トレをした帰りの山岳会さん? とかでしょうね。
松本駅とかではよく見かける勇ましい光景です(^^)
そういえばぜんぜん関係ないんだけど,先日「世界の果てまで行ってQ」で,オセロの松嶋尚子がスペイン~フランスの世界遺産10個を巡る番組で背負っていたのがGRANITE GEARのNIMBUS MERIDIAN Ki(ニンバスメリディアンKi=Women’s)でしたね~あの水色と茶色のヴィヴィットな色合いはグラナイトギアならではです。
こちらも,当然のごとくスカスカでしたけど(^^)
50L以下のバックパックは段ボール箱に仕舞い込んだので,日帰りにもかかわらずグレゴリートリコニ60を持ち出した。
GREGORY TRICONI 60
↓
レイジャーディン博士の主唱するFast&Liteシステムのスルーハイクでは,水・食料・燃料などの消費物を除いたベースウェイトが8.5~10lb(3.85~4.54kg)の荷物で数百㌔のロングトレイルを歩くというもの。
ファスト&ライトを標榜する軽量バックパックは,フレームやパッドといった背面システムを廃し,50Lクラスで1kgを切る本体重量がひとつの指標になっているようだ。
背負いやすさや,便利な機能を求めるとパックの重量は増す一方になるのは当然といえば当然の成り行き。
例えば内蔵フレームなら航空機用ジュラルミンやチタン,果てはカーボンといった最新の軽量素材を投入した製品などは,徹底した軽量化を目指すというよりも,新素材で削った重量を機能UPにトレードって使われ方でしょうか。
現在も60L以上のツアーパックでは,自重が2kg~3kgのバックパックが主流である。
トリコニはどちらかといえばファスト&ライトから見て対極にあるトラディショナルなトレッキング用バックパック。
私はMサイズで本体重量が2410㌘。 ほぼ同容量になるVAPOR TRAIL 910㌘の約2.5倍も重量があります。
パックに詰めたギアの画像は撮らず仕舞いでしたが,ヘクサライトチェア・着替え・医薬品・ヘッドランプほか小物,鍋にガスバーナと250のガスカートリッジに食料+水。
たぶん4~5kgくらいかな・・・トリコニは当たり前ですけどスカスカ。
グレゴリーのWEBサイトを見ても,最適荷重で32lb(15~16kg)を担げるトリコニにしてみれば楽勝といえば楽勝。
日帰りの六甲ハイクに60Lのバックパックを担いで,足下はトレランシューズという出で立ちですよ(^_^;)
実際,これまではスカスカにしたオスプレー・アトモス50が近場のハイクでは最大容量のパックサイズでしたから,ハイカーと出会わない難所コースをコッソリ歩きたくなるのも人情なのでありました。
しかし,これまでやったことないことをやるというのも面白い体験で,バランスを必要とするテクニカルな山歩きでトリコニの実力を改めて知ることに。。。
実は購入時のデフォルト設定から殆ど調整をしていない背面システム。
欧米人種の体格で設計されたジオメトリーながら,フィッティング調整という意味では現在市販されているバックパックのなかでもトップクラスと思われる,Response™ AFS Suspension System(レスポンス・オート・フィット・サスペンション・システム)
左右独立して動くという可動部分は,谷筋の遡行でちょっとした崖を登ったり,石の上をぴょんぴょんと跳びながらトラバースしたりで抜群のフィット感。 特に凄いなぁと思ったのが,休憩後,パックを担いでウエスト→ショルダーとストラップを締めて位置決めしたあとは,次に緩めるまで全く再調整なしでフィッティングしたところ。
ヴェイパートレイルではここまでのフィット感は得られないんですね~ トリコニ,素晴らしい!
普段ならあり得ない状況で持ち出した大型パック。
ジャストサイズのZ35とかでキリリと行くのもいいけど,ポテンシャルの高いツアーパックを余裕で使うのもアリかな~
なんと言ってもしっかり腰で担げて肩が凝らないのがいいです(銅山峰ボッカで実証済み)。
たかだか日帰りハイクに「バカじゃねえのか」と笑われそうですが,大は小を兼ねるというか,重くても担いで楽なパックの存在価値を思い知った週末でした。
阪急宝塚駅で団体さんを発見
メーカーは不明(たぶん,ゼロポイントEXP70?とセロトーレ?かな??)なれど,70~80Lのツアーパック。
装備の感じからして蓬莱峡で岩トレをした帰りの山岳会さん? とかでしょうね。
松本駅とかではよく見かける勇ましい光景です(^^)
そういえばぜんぜん関係ないんだけど,先日「世界の果てまで行ってQ」で,オセロの松嶋尚子がスペイン~フランスの世界遺産10個を巡る番組で背負っていたのがGRANITE GEARのNIMBUS MERIDIAN Ki(ニンバスメリディアンKi=Women’s)でしたね~あの水色と茶色のヴィヴィットな色合いはグラナイトギアならではです。
こちらも,当然のごとくスカスカでしたけど(^^)
by eohiuchinada
| 2009-09-28 18:13
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