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国産スポーツ用具メーカー,エバニューのアウトドア事業部が展開するチタンクッカーの極北(笑)
アルコールストーブのマスターピース,トランギア社の名機TR-B25の完コピー軽量化品であります。
このストーブセットはリリース直後に即買いしたものですが,本日は鍋のご紹介。

ECA267R
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なんと,30fl oz(米液量オンス=約0.88㍑)のポットで単体100gを切っちゃいました。

えー三兄弟揃い踏みの図
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左から,A&Fカントリー・チタンケトル(廃盤),MSR taitan MUG,エバニューTi マグポット900
購入順に長男,次男,三男となります。
長男は5年ほど前,「材料の安定供給が厳しくなった」を理由に生産中止。 MSRは現行でありますが,日本の輸入総代理店であるモチヅキさんちのカタログには未掲載(オタクな山屋が並行輸入で細々と国内流通)。 各種サイズあるんですけども,タテヨコ比・容量・汎用性の面からこの0.88㍑サイズのポットが一番使い易いのです。

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と,このようにガスストーブなら気化器内蔵のOD缶・250サイズがシンデレラフィット,アルコールストーブセットなら入れ篭式に小さいカップと燃料・風防・鍋掴みなど一式が収納できる。

ひとまわり小さい,500ポットを冒頭で紹介したアルコールストーブDXとセットにしたのんが販売されていますが,ワタシは使い慣れた800サイズに拘る。 で,このウルトラライトシリーズが今年の4月にモデルチェンジして赤くなったのを機に購入した次第。 エバニューのチタン鍋は,新潟県燕三条の工場で職人さんがプレスしてます。 まあこの薄板を見事に加工してあって,造りの良さは単に型から大量生産される中国製とは一線を画す仕上がり。で,不思議なことにこのエバニューという会社,ウチらが高校生の頃から山用の鍋釜(飯ごうとか)を造っているんだけども,本国よりも米国で人気が高く,このウルトラライトシリーズは米国法人のEVANEW America inc.の企画で言わば「逆輸入」なんですねぇ。国内生産だから,逆輸入というのもおかしいか・・とにもかくにも近年最高のプロダクツだと思います。

というわけで,今更ですが同じメーカーの組み合わせで初釜式を執り行なうの図
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うふふ。チタンならではの青い焼き色が綺麗に付きました(´∀`) で,ちゃんと専用設計されているんだなーと感心した鍋底の凹みとストーブ風防のジャストミート! 某*社の鍋はこうゆう細かい配慮がされておらず,フラットな底は熱変形でペコペコ音がするし,五徳の据わりが悪くひっくり返しそうになるし最悪なんだな~と,独りごちて今回のレポートはおしまい。

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by eohiuchinada | 2014-06-10 17:50 | 道具