悟りは開けません
2011年 06月 19日
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空を睨みながら、近所の中山寺までカメラを持って散歩。
本堂の階段下にある、五百羅漢堂前には立派な菩提樹が植わさってます(何故か札幌弁)
菩提樹の花
お釈迦様がこの樹の下でサトリを開いたという話は有名。
秋には桃の種を小さくしたような実が成り、この実で造った数珠は(お釈迦様つながりで)良いモノと言われます。
毎年、拾いには行くのですが・・・ まだまだ108つには遠く届かず(笑)
ノキシノブ
こちらの菩提樹、樹齢は判りませんけど幹の中間、大きく枝分かれしたところにノキシノブが着生してます。
ノキシノブ(軒忍) 名前の由来は、家の軒先にも簡単に生えることから。
こんな感じ(過去撮影画像より)
キレイに並んだ斑点は、シダ類の特徴である胞子ですね。
さて、散歩は続きましてこの季節に芳香を放つ花を咲かせるモクレン属の樹から・・・
泰山木(タイサンボク)
背が高い木なので、花を撮るのは大変なんですよ、これが。
泰山木の花
赤ちゃんの頭くらいの大きさがあります!
タイサンボク・・・ なんて名前だと菩提樹同様、なにやら仏教系のイメージもありますが。
実は北アメリカが原産で、アメリカ合衆国の「南部」でよく見かける樹なんですね。
そうそう、マグノリアって英名の方が聞き覚えがあるかも^^
同じモクレン属の「ホオノキ」も、高い枝先に、おっきなおっきな白い花を咲かせます。
もう花期は終っている頃かな・・・
まあ、今年は嬉しいことに年度末以降も忙しい年になりまして、山歩きが出来ていないので仕方がない。
マグノリアが撮れたのでヨシとします(´∀`)
by eohiuchinada
| 2011-06-19 12:07
| 花鳥風月