MYSTIC Mountain
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山は静かに待っている
by eohiuchinada
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寝袋のこと
2009年 05月 10日 |
ホッカイドウの友,タナケンさんより寝袋購入の相談がありましたので備忘を兼ねて・・・

人生の半分は睡眠~ なんとかいいまして「布団はいいものを!」と怪しげな訪問販売を受けたご家庭も多いと思う。
確かに,真冬に湯たんぽを入れて暖めた布団に潜り込む快感といったら無い。 春先に布団からなかなか抜け出せないことも,孟浩然が 「春眠暁を覚えず」という有名な五言絶句に読んだ通り二千年前から証明済み(笑)

山,あるいはフィールドでの睡眠に欠かせない寝袋=スリーピング・バッグ。
これもまた世界中で数多のメーカーが,様々な製品を送り出しており,甲乙付けがたい。

TNF Hightail 900
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ワタシの使っているうち,三季用の寝袋である。 2004年モデルを2005年にアウトレットで買った。
値段は忘れてしまったけど,結構高かったと思う・・・ まあ,自分的には償却済としている。
このほかに,夏用で「イスカ・ダウンプラスタトパニ」っていう寝袋を持っていて,いわゆる冬用が無い。
多分,今冬にはRating(快適使用温度)で,-10Fくらいのが欲しくなると思うんだが夏のセール次第って感じ。

前述のイスカのほか,国内メーカーではナンガが寝袋専門。 あのモンベルだって最初は寝袋の製造販売からスタートしたメーカーである。 海外に目を向けると,THE NORTH FACE や Marmot なんかも羽毛製品の製造販売が起源のメーカーだ。 というわけで,あまたのメーカーが世に送り出している寝袋選びはトニカク迷う。

先ず,基本的な選択肢としてインサレーション(詰め物)で大きく二つに分かれる・・・
◆ダウン
◆化学繊維
ワタシは,ハイカーというかバックパッカーなので,基本アウトドアでの生活用具一式をバックパックに詰めて歩くという理念上,軽く・コンパクトに! が欠かせない。 よって選択肢は,圧倒的多数の極右支持で”ダウン・バッグ”ということになる。
ダウンと言っても,近所のホムセンで叩き売られているようなダックダウンとか,フェザー過多の”なんちゃってダウン”ではなく,800FP以上のグースダウンになってくる。 できればハンガリーかポーランド産のホワイトグースダウンで,更に欲をいえばハンドピック(手摘み)が良い。
先日の記事で,ヤマドリのヒナを救出するという美談めいたことを書く男がこれだから困ったもんだ・・・

ブランドの最上級の寝袋にはその会社のノウハウが全て凝縮されていますから,「縫製」や「デザイン」,「羽毛の質」を見ればその会社の“程度”が良く分かります。 上の画像を見ていただくと判るでしょうか?TNF Hightail で言えば,コイルジッパーのところの断熱にやたらとゴツイ内立てが付いていて,コイルジッパーの噛み込み防止にテープが縫いつけてある。 実際,夏用のイスカでジッパーを開け閉めすると必ずと言っていいくらいジッパーがシェルに噛み込んでイライラするんであるが,TNFの場合,そのイライラは皆無。 このあたりはノウハウっていうか,ユーザー要求に忠実に答えた結果だと思ったりする。 イスカとTNFしか手持ちにはないのでアレだが,TNFにはコンプレッションバッグと,保管用のメッシュバッグがはじめから付いていて,「使わんときは,大きいメッシュバックに保管すると羽毛によいのだ」みたいな説明が書かれている。 すべからく大雑把な国民性と言われるアメリカであるが,こーゆーところは国産メーカーも是非見習って欲しい。

Light:保管用メッシュバッグ Right:コンプレッションバッグ(仮にイスカを入れてみた)
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米国のOUT SIDE online なんかを観て最新ギア情報を得るワタシとしては,果たしてそのギアが日本という島国特有の気象・環境・風土(特に多雨多湿がカギ)にマッチしているのかどうか? を踏まえ,あえて人柱になるも良し・・の覚悟を胸に,輸入された途端にバカ高くなる海外製品は(状況によるが)出来るだけ個人輸入が中心になっています。

こと,題目の寝袋に関しては,国内ブランドなら NANGA を,海外ブランドなら,Western MountaineeringMarmotGolite このあたりを推したい。 てか欲しい。
関西随一のイカしたショップ,Sky High Mountain Works さんがNANGA(ナンガ)の完全別注スリーピング・バッグ(オリジナルデザインやタグがめちゃくちゃセンス良し!)を送り出してます。

寝袋選びの条件には,テントとパッドを抜きには語れないところもありますが,日本円の実勢価格で5~6諭吉,US$で500~600,このあたりの製品を選んでおけば先ず山中で凍えて眠れないということはなかろうかと・・・
因みにワタシの経験上,手持ちの寝袋に Therm-A-Rest ProLite 4 Sleeping Pad でウエアを着込んでいれば,関西の1000~2000㍍級の冬季の山岳天泊で寒くて眠れないという事態に陥ったことは,これまでのところないです。

>タナケンさん
The North Face Dark Star sleeping bag
Big, Heavy, but great and well designed...(でかくて,重ぇけどよ~めっさヌクイし,かっちょええ・・
Climashield Neo っていう化学繊維の保温材のため,嵩張る点がワタシのようなハイカーにはネックですが,オートキャンプメインのタナケンさんなら,全然オッケーの選択だと思います。
新品で$299とかで売ってます。 ネーミングといい,カラーリングといい,Starwars好きのワタシとしては嫌いじゃないです・・・ ノースのデザイナーも,銀河帝国の最終兵器"Death Star”を意識しているのは間違いないと思うな~
まさにオルデラン級の寝袋っす(^^)
by eohiuchinada | 2009-05-10 11:48 | 道具
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