PETZL MYO RXP

雨は上がりましたが今日も蒸し暑い天気です・・・

先日チラリと画像をUPしました,ペツル・ミオRXP。
5月頃に初回ロット分を入手済みでした・・・ イケナイ親父です。

週末は雨予想で全くどこにも出動しなかったイケナイ親父,前回のブログ記事を書きつつ思いついたプチ改造案・・・
皆さん,どう思いますでしょうか?

デフォルトのミオ
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性能はいちいち説明するまでもなく,ヘッドランプとしては現行モノで最強の部類にいると思います。
夜の散歩で何度か連れ出しましたが,めちゃくちゃ明るいです。
明るすぎるゆえ,もう古い50ルーメンクラスには戻れないと思ってしまう明るさ。

で,ハセツネなどに出場するブロガーの記事や,よく行く山道具屋さんのハセツネ出場者の話を聞くところでは,夜間も山中を走るこのレースでは,①ヘッドランプ派 と,②ハンドランプ派 に分かれるそうです。
私はどちらかというと山では走らないカメさんの方なので,昔なじみの①派に属すと自己分析。
で,②の優位性を聞くとですね,明かりが自分の目線より高い位置にある①では,地面の凹凸がフラットに見えてしまい危ないのだとか・・・ まあ,危ないと言っても真っ暗闇を歩いたり,走ったりすることに比べるのではなく,あくまで暗闇の山下りなどを高速で走るコア・トレイルランナーのレベルです・・・ 片手はふさがっても,手持ちのライティングは低い位置からの照射で地面の凸凹が明瞭に判るそうです。

なかには①+②を実践されている方もいて,これが理想&最強ではないかというウワサもちらり。
曰く,ヘッドランプは照度低めで広角を照らし,手持ちのランプはスポット系で遠くを照らす。
強力なハンドランプは,腰位置くらいで低く遠くまで照らすので,小石などの凹凸に陰が出来,ハッキリ認識できるというのですよ・・・ 実際,真剣にタイムアタックをしているトレイルランナーによると,夜間の下りで明かりの選び方を誤るとスピードアップが出来ず,結果としてタイムに響くんだとか。 照度の大きい強力なヘッドランプでも,下りに地面の凹凸がハッキリしないベタ照明になると,怖くてスピードアップが出来ない,またはすっ転ぶらしい。
そういえば,WRC(世界ラリー選手権)とかのマシン,いろんな種類のランプを付けてたなぁ~


まあ,私のレベルでは,山道を安心して歩ければ問題ないのであるが・・・
このミオをアタマに装着してスポット(ブーストモードでは90m近く照らす)照射したら,山道で照射されたヒトは眩しくてハタ迷惑なんだろうな・・・ と思ったりするわけです。


KAVU ウォッチリストバンド
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クライミングで使われる,ウェビングテープにベルクロを縫いつけたもので,本来は腕時計の交換用ベルト。


んでもって,比較
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アウトドアものって,けっこうミルスペック(軍規格)に合う設計が多く,案の定,ミオのヘッドベルトも,カブーのバンドも1インチ≒2.5㌢幅でした。 ヘッドベルト→リストバンドに付け替えできそうです(^^)
リストバンドのベルクロは,かなりの調整幅がありますので,手首のみならず,二の腕にもバックパックのショルダーベルトにもべろりんと取り付けられそう。

旧ミオXPには,バッテリーを延長コードで腰ベルトやウエアポケットに入れられるモデルがありましたが,RXPにはこのモデルがありません。 でも,装着場所によっては,バッテリーケースも服のポケットとか,バックパックのベルトポケットとかに収めて,デフォルトの接続コードで取り回しは出来そうな感じです。

さて,デフォルトのベルトを切るか,切るまいか・・・
クライミング用ヘルメットとかへの装着を考えると,多分,そのまま使うと思いますが,小型軽量モデルやバッテリーのベルト装着モデルに比べると頭部にかかる重量負担が大きいのも確かではある。 また,クライミングヘルメットを持っている人なら判ると思うけど,単3×3個のバッテリーパックが後頭部にあるのはかなり邪魔だし,重い。 また,ヘルメットのモデルによっては真後ろに付くベルトクリップが干渉するはず。 従って,アタマへの装着はバッテリーケース一体型のティカあたりを,そいでもってミオを腰だめ装着とかにすれば最強になるのでは・・・ ハイ,妄想です。

近く,マシローさんとナイトハイクの計画が持ち上がっていますので,フィールドで検証してから判断します。
by eohiuchinada | 2009-07-27 12:47 | 道具