マタタビ敗退記 again

個人的に今年中に片付けておきたいプロブレム(課題)が二つある。
ひとつは仏壇の新調。
ふたつ目は,ごん太にマタタビ原木をプレゼントする。 である。

シオンとミズヒキ
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今日は土曜日。
教頭先生は,ママさんVBの練習日だ。
夏前に失敗に終ったマタタビ採取,秋になり実が付くシーズンということで本日は北六甲を探索した。
前回,蓬莱峡周辺で見つからなかったマタタビ。
六甲北斜面沢筋に自生というアバウトな情報のまま有馬ロープウェイ駅横の谷筋から一軒茶屋を目指す。
厳冬期には氷瀑が見られる白石谷コースを探索してみた。

コース取りは左
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トレイルにはこんなものが落ちている
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白石谷へは毎年1月に歩いているが,この時期の遡行は初めて。
梅雨や台風シーズンは雨でルートの崩落が繰り返される難所。
地図とコンパスを片手に,ルートファインディングしながら慎重に歩く。

おっと,実が!
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残念ながらマタタビではありませんでした。。。
マタタビ。 有名どころでは,キウイがマタタビの仲間です。
ごん太パパの通訳によると,根っこの付いた「木」が欲しいというが,厳密にいうと「木」ではなく「蔓」なんである。
そう,学生同様に「宿り木」が無いと自分では伸びて行けない奴。
仮に見つかったとしても,スコップとかツルハシがいるなぁ・・・と今更ながらに気付きつつ更に探索(ロ_ロ)ゞ

白石滝
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白龍滝
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白石滝手前の三つ叉を右に遡行すると,百間滝という高低差の大きい氷瀑で有名な滝がある。
しかし,今日は納涼でもマイナスイオン摂取でもない。。 マタタビはいずこ!?
いかにもありそうという雰囲気はどちらも変わりがないが,帰路の短縮から左岸ルートを進む。

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一軒茶屋向かいの空き地でランチタイム
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へへへ。 本日はバゲットを持ってきましたよ(^^)
完全に洗脳されつつありますね。。

バゲットinチャンポン
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チャンポンは長崎発祥のワールドワイドな麺。 具になんでもかんでも投入するから「ちゃんぽん」というわけ。
というこで,チャンポンをスープスパに見立て,歯が折れそうなバゲットの端っこを切り刻んで投入~
前々からやってみようと思っていたが,思惑どおりになかなか旨い。
ポイントは,極麺チャンポンに湯を注ぐとき,規定ラインより若干少なめとしてスープを濃くするとよろしい。

東六甲の縦走路を宝塚まで
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石宝殿~船坂峠までは,熊笹が伸びたい放題でルートも荒れ気味。
ところが大平台から譲葉(ゆずりは)山までのルートはしっかり踏まれている。 この差はなんなのだろう??
杉植林と自然林(保安林)のミックスした縦走トレイル,展望はほとんど無し。
標高600㍍台の縦走最終点にある,譲葉山反射塔手前の展望台が唯一の眺望ポイント。

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関電の鉄塔が邪魔ですが,甲山~阪神競馬場の間が望めます。

さて,このあとは塩尾寺経由宝塚駅まで地獄の急降下です。
特に,岩倉山(標高488㍍)を過ぎてからの下りは,花崗岩が風化した滑りやすい砂岩のトレイルが雨の浸食で掘れてしまい,非常に危なっかしい。 風吹岩付近にも似たような堀切状のトレイルがあるが,ここのは特に浸食の進み具合が早いようだ。

塩尾寺
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あまり雰囲気のある寺でもないのでいつもスルー。 そして,ここからが本当の地獄(>_<)
高度計付の腕時計表示では,塩尾寺が標高400㍍くらい。
ここから標高50㍍の宝塚駅まで約350㍍の標高差がある「舗装道路」をガッツリと下る。

マシローさんもエントリーしている年末恒例市民行事の「六甲全山縦走大会」は,宝塚がゴール地点。
須磨をスタートして56kmのアップダウンを歩き通してへろへろになったところにこの下りはヤバイ。
タイムを競うような方は無理をして走り下るだろうから,転倒とか筋損傷などの事故が心配だ。

ゴール
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蓬莱橋から武庫川の夕景。 東六甲ハイキング,お疲れ様でした(^^)

え!? マタタビ??
みつかりましぇーん!
by eohiuchinada | 2009-09-26 22:15 | ハイキング