MYSTIC Mountain
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山は静かに待っている
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常に新しい・・・ EBY255 Ti DX set
2010年 02月 20日 |
出戻りハイカーことワタクシeoの年代は,ミズノ・オニツカ・エバニューで育ちました・・・

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いや,好んでというよりも仕方なく(笑)
高校登山部在籍の当時,愛媛のスポーツ用品店には海外メーカーの取り扱いなど極僅か・・・そう,「舶来もの」なんていう昭和な表現が似つかわしい稀少品は値段も高く,高校生がおいそれと買えるものでもなかった。

ある意味,山登り道具の大転換期でもあった1980年代当時を知るものとして,海外製品のコピーを多く輩出したエバニューという国産メーカーが果たした役割は大きい。 懐かしいなぁ~エバニューのポリタン(笑)
英語表記,EVERNEW。 区切りどころはEVER(常に)NEW(新しい)ということだろうと理解している。

例によって前置きが長くなったが,先日,神田さかいやで捕獲したチタン製のアルコールバーナをテストしてみた。

本日午後,気温15℃ くもり 無風のベランダで初燃焼~
比較した火器はスウェーデンの本家Trangia B25(マスターピースなので,詳細説明は割愛)です。

先ずは重量比較
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B25は真鍮製で,本体・火力調整兼用キャップ・ネジ込み蓋のパーツに別れる
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EVERNEW Ti DX set EBY255(バーナ単体コードはEBY254)
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先に米国EVERNEWで秋にデビューしたらしく,国内は年が明けてから店頭に並んだようだ。
Made in JAPAN の刻印も美しい本体の作りは細かいところまで仕上がりがよく,実用本位な本家B25より上質。
大きな特徴は,B25のバーナヘッドが上端にしかない(25個)のに対し,EBY254は凸型ボディの上段(8個)と下段(やや大きめの穴が16個)の2段構えでバーナヘッドを持っている。 逆に,EBY254には火力調整用のスライドプレート,スクリューキャップが無く,B25のように火力調整や燃料を残したまま消火といった使い方が出来ない。
バーナヘッドの孔径が大きいので火力はUPしている反面,燃焼時間も短いようでGram Weenie PRO StoveWhite Box Alcohol Stove同様の燃し切りタイプ。
それゆえか,タンク部分には1flozと2floz+オーバーチャージ警告のフューエルラインが刻印されている
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燃焼試験,水温17℃の水500ml 風はほぼ無風 2ozのアルコールで沸騰時間・燃焼継続時間を計測
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結果
タンク内に火を落とし着火,約15秒でバーナヘッドの火口に「ポッ」という小さい音がしてバーナ燃焼に移行した。
下段→上段とバーナ燃焼が進んだところで本燃焼と判断し,クッカーを五徳の上に載せる。
沸騰まで7分30秒,燃焼終了まで約10分。
つまり,2floz=60mlで10分燃焼600mlくらいは沸騰可能という感じか・・・目安として備忘。

いつも500mlでテストするのは,クッカー(MSRチタンケトル)の容量もそうであるが,だいたいカップ麺を作れるお湯の量,というのが理由です。 アルコールバーナで本格的な調理まではもちろん考えていない。
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因みにEBY254に続き同条件でB25の沸かしを行ったところ,
同じ2flozの燃料(アバウト)で,沸騰まで10分30秒,燃焼終了まで約12分。
B25は,専用の五徳ではなく社外のプレート組み合わせ十字五徳を使った。
EBY254の五徳は風防も兼ねた設計で,火口から鍋底まで十分空間があり,また風防スリットからの二次燃焼空気が確保されるうえ,上下二段のバーナヘッドの効果もあってかB25の微風にも煽られてしまう燃焼炎に比較して断然火力が安定且つ強力であったことを報告しておく。
観察していると,5分を過ぎたあたりから風防本体も赤熱し輻射熱の効果も見逃せない。
よく考えた設計だ。


エバニュー社のオンラインカタログを見ると,この風防・五徳付きDXを同社のチタンカップ500とセットしたクッカーキットもあるようだ。 取り敢えずワタシはMSRチタンケトルに組み込んでフィールドテスト(YHカトちゃん抜き)をするつもり。

セッティング状態
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MSRチタンケトルはガスバーナのOD缶,250サイズがキッチリ収まる設計で余裕の収納~
金属同志がカタカタするとうるさいし,クッカーにも傷が付くのでいつもの耐熱軍手(モンベル・ノーメックス)の片手を敷き,DXセット,ライター,着火用の綿棒。

何故綿棒かというと,EBY254は風防内にセッティングするとタンク位置が低くなるため首の長いライターじゃないと届かない・・・普通の100円ライター直付けしようとすると火傷リスク有り。 じゃあ先に着火してから風防を組むか・・は,コイツを買ったヒトじゃないとわからないと思うけど,バーナに火が付いた状態で薄いチタン板の円筒を嵌めあわせるのは火傷必至。 というわけで,綿棒にアルコールを染ませて点火棒とする安全対策でした。

titanらしい焼き色が付きました
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ステンレス製のバーナが出たときにはあまりのコピーっぷりに笑ってしまいましたが,今度のチタンは風防と五徳が良くできていて◎。 固形燃料や小枝も燃やせるとしているが,そっちで使う場面はないだろな・・・

しかし,こうしてみると本家トランギアとストームクッカーの組み合わせが如何に素晴らしいモノか改めて思い知る。
このシンプルなバーナと名前の通り嵐でも使えるクッカーが半世紀以上も前に考えられたのだから実用新案特許的な国産品は,まだまだヒヨッコ(笑)

ヒヨッコでもいい,EVERNEW EBY255,なかなか良いと思います(^_^)b
by eohiuchinada | 2010-02-20 19:05 | 道具
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