牧ノ原より将軍家親衛隊末裔の精鋭茶が届く

雨が続きます。
九州とか東北では被害も相次いでいるようで心配です。
どうか皆さまのところでも,ご用心ください。


夕べ帰宅すると,「静岡の大関さんちからお茶が届いてるよ」と教頭先生。
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環境応援団IPPO@代表なうNaoさんからの紹介で,初めて買わせていただきました。
今年,4月25日の記事でも紹介されていました「農事組合法人さかぐち」さん謹製。
IPPOさんが一昨年来展開する企業協働活動で,今年は「緑茶で学ぶ気候変動」ってプログラムでした。
このような活動のつながりっていいですね。
生産者の顔が見えるというのは,なによりも安心ですから^^
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愛媛出身のワタシは,新宮町「脇製茶」さんのやぶ北茶愛飲者だったりします。
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ご縁あって日本一の生産地から届いた本場静岡茶,今日から楽しみです^^

で,夕べ牧ノ原のお茶のことを調べていたらですね・・・
江戸幕府最後の将軍,徳川慶喜が大政奉還のあと駿府に蟄居にしたとき,将軍家の身辺警護についていた「新番組」というエリート・・・親衛隊ですな が新政府下で両刀を捨て,農民として茶畑の開墾に当たるという決断をしたのが,牧ノ原茶の起こりというから凄い。
世が世なら・・ではありませんでしょうけど,世代を超えた熱い情熱を感じたりするわけです。



というわけで,お茶なウンチクを少々。
お茶のルーツは中国で,その歴史は紀元前に遡るという。

興味のある方は,コチラでどうぞ。
世界には,緑茶,烏龍茶,紅茶といろいろなお茶がありますが,その元になる茶葉というか,お茶の樹はほぼ同じって知ってました?
収穫した茶葉を蒸すまたは煎るなどして加熱し,茶葉の持つ酵素作用により酸化を抑えたのが「緑茶」
茶葉を酸化発酵させたのが「烏龍茶・紅茶」 また,酸化発酵にも程度や手法がいろいろあるらしく,
 酸化させない(摘んですぐに熱処理)→緑茶(不発酵茶)
 少し酸化発酵させる          →白茶(弱発酵茶)黄茶(弱後発酵茶)
 ある程度酸化発酵させる       →青茶(半発酵茶)※ウーロン茶等 酸化途中で加熱したもの
 完全に酸化発酵させる        →紅茶(全発酵茶)
という分類になっているらしいです。

また,日本酒とかパン種と同じように微生物で発酵させる発酵茶もあり,プアール茶とかがコレだそうです。
四国にはですね,石鎚山の麓で幻のお茶といわれる発酵茶「石鎚黒茶」があったりしました。
この前NHKで放送してましたが,この石鎚黒茶の茶樹ってのが中国から伝来前に日本で自生していた山茶なんだって。
同じ製法のお茶が,隣の高知県に「碁石茶」として残っています。

お茶っておいしいですよね~
by eohiuchinada | 2010-07-14 12:40 | 日々のこと